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結婚祝いはいつ贈る?カタログギフトでも使えるマナーとチェックポイント

結婚祝いにはどんなカタログギフトが良い?

カタログギフトの魅力といえば、やはり本人が欲しいものを自由に選べるということですよね。

しかし、ここで注意したいのはカタログによって掲載商品は大きく異なるということ。
内容を吟味せずにカタログを選ぶと、欲しいものが見つからずに相手が困ってしまうかもしれません。

結婚祝いとなると、贈る先は、これまでのライフスタイルも変わって新しい生活を始める人となるでしょう。
1人暮らしや実家で暮らしていたときとは違い、必要となってくるものも増えてきます。

例えば、食器やカトラリーなどお揃いで食卓に使えるものや、新居になって必要となるインテリアを選べるカタログギフトなら、相手も選びやすいのではないでしょうか。
また、二人で少し遊びに出かけるために、温泉などの旅行にいける体験型ギフトが記載されているものも良いかもしれません。

結婚祝いにカタログギフトを贈るときの注意点

結婚祝いというのは、人生でとても大事なシーンに贈るもの。
マナーを知らずに送ってしまい、相手の気分を悪くしてしまうと、折角の思い出が台無しになってしまうかもしれません。

厳しいというよりも、贈った相手に喜んでもらうために、ルールやマナーは一通りチェックしておきましょう。

贈答様式の注意点(のし、水引など)

たとえ親しい友人でも、結婚祝いなどのあらたまった贈り物では贈答様式にしたがうのがマナーです。
カタログギフトにかけるのし紙は、紅白あるいは金銀の結びきりを使いましょう。

結婚は何度も繰り返すお祝い事ではないので、蝶結びは使えないことに注意してください。

水引の上の表書きは「御結婚御祝」、「ご結婚お祝」、「ご結婚祝い」、「寿」、「御歓び」などが一般的です。
四文字となる「祝御結婚」は、」という数字の縁起が悪いため、絶対に避けるようにしましょう。

渡し方は手渡しでも配送でもOK

結婚祝いの渡し方は、手渡しでも配送でも問題ありません。
本来は直接手渡すのが正式だとされていますが、直接会う機会がないという場合は宅配便で送りましょう。

なお、配送する場合にはお祝いのメッセージなどを添えると相手により気持ちが伝わりますよ。

お日柄のいい日に贈るのがマナー

結婚祝いは、お日柄のいい日に贈るのがマナーです。
最近では気にしない人も多くなりましたが、結婚などの重要な冠婚葬祭においてはお日柄を重視したいという人もいます

必ずカレンダーを見て、「六曜」をチェックしておきましょう。
なお、六曜には次の6種類があります。

  • 大安
  • 友引
  • 先勝
  • 先負
  • 赤口
  • 仏滅

このうち、結婚祝いを贈るのに適しているのは大安、友引、先勝という吉日とされる3つの日。
結婚祝いは、吉日の午前中に届くようにしてください。

高すぎてもダメ!間柄によって変わる適切な予算

大切な人が結婚するときには、贈り物もつい奮発したくなるかもしれません。
しかし、後から相手がお返ししてくれることも忘れてはいけません。

新郎新婦はたくさんの人からお祝いを貰い、その分だけお返しすることになります。
そのため、貰った人がお返しに困る価格はNG
相手との間柄に応じて、適切な予算を設定しましょう。

例えば、兄弟なら5万~10万円、いとこなら3万円ほどが相場だとされます。
そして、友人であれば3万円、仕事の関係者であれば2万~3万円ほどが目安となるといえるでしょう。

ただし、結婚式に招待されていない場合はこの限りではありません。
友人なら1万円、仕事の関係者なら5,000円ほどを目安にしてください。

結婚祝いを渡すタイミングは?

結婚祝いを用意したけれど、いつ渡そう?」と悩んでいる人もいるかもしれません。
また、後の便りで結婚を知った場合、いつまでに贈ればいいかと悩むこともありませんか?

では、結婚祝いを渡すタイミングについて見ていきましょう。

一般的なタイミングは挙式1週間前まで

結婚祝いを渡す最も一般的なタイミングは、結婚式の招待状を貰ってから挙式1週間前までです。
ただし結婚式前は新居に引っ越す人も多いため、配送先の住所は必ず確認するようにしましょう。

また、結婚式をしない、あるいは未定の場合は、結婚報告を受けてから1カ月以内を目安に贈るようにしてください。

結婚式当日は絶対にNG

結婚式に参列する場合でも、結婚式当日に結婚祝いを贈るのはNGです。

結婚式当日は新郎新婦共に式の準備で忙しくしており、さらに結婚式後は外泊することもあります。
そのため、結婚祝いを持参すると相手にとって負担になってしまいます。

結婚式以外で会う機会がないという場合は、先に自宅へ郵送するようにしましょう。

招待を受けなかった場合は挙式1カ月後までに

一般的に、結婚祝いを渡すのは挙式1週間前までです。
しかし、お呼ばれされていないのに結婚祝いを挙式前に贈ると、招待しなかったことに対する罪悪感を感じさせてしまいかねません。

招待を受けなかった場合には、挙式の1カ月後を目安に結婚祝いを渡すようにしましょう。
このタイミングで贈れば、相手に気を遣わせずに済みますよ。

祝福の気持ちを込めて結婚祝いを贈ろう

これまでご紹介したように、結婚祝いを贈るときには知っておきたい注意点やマナーがいくつかあります。

しかし、それ以上に大切なのは祝福の気持ちを伝えるということ。
しっかりとマナーを守ったうえで、相手が喜ぶような素敵なカタログギフトを贈ってくださいね。